スマホ料金というか固定回線を含めた通信費です。通信費ってバカにならないですよねぇ。 いわゆる3大キャリアを使用していた時は一人当たり月7,000円ほど払っていました。(ここ数年でもう安くなってきましたね)年間では8.4万円。家族2人だとすると割引抜きだと約17万円を払っていることになります。こういう固定費を削ることが無理のない節約の一歩だと思います。
ある時この通信費の高さに気づいてしまい、いろいろ調べて現在はスマホ3台と家の回線含め、8千円ほどで運用しています。今回はその経過と金額、メリット・デメリットについて書いていきましょう。

どのようにしてスマホ料金を安くしたのか?
僕は過去にドコモ・au・ソフトバンクそれぞれ経験し、 格安sim系のiij・DMMを経由して、2019年現在はワイモバイルに落ち着いています。
冒頭で述べた通り、3台キャリアを使っていた時はキャリアにより多少の差はあっても、1台でだいたい月7,000円ほど払っていました。その後家庭を持ち、子供にも連絡手段を持たせるとなると以下の料金となります。
- 大人用のスマホ×2台 約14,000円
- キッズケータイ 約1,000円
- 家の固定回線 約4,000円
- 計19,000円/月
うん、あほらしいw
ってことで親2名分をいわゆる格安SIMのIIJにMNPしました。2019年現在は
IIJでは7Gの通信容量あり、無料通話なしで1人2,220円。通話はほぼLINEなので通話料込みで大人2人で6000円ほど+家の回線+子供のケータイとなり、月11,000円ほどへ。その後、家の回線も統合してしまえ!ということで-4,000円、キッズケータイもIP電話へ変更で-900円となり月トータル約6,000円へ。
ただ2017年3月ごろからデータ通信速度が安定しなくなったことに嫌気がさしたところへワイモバイルとUQモバイルでデータ容量21Gのプランが出たため多少金額が上がるものの、現在のワイモバイルとDMMモバイルの併用へと変更して現在の約8,000円に落ち着きました。SIMロックの関係で併用していますが、それが解消されれば7,000円台での運用が可能です。次の画像が実際の請求です。契約時に機種変もしたので機種代金込みの料金です。0円は家の固定回線用と現在未使用のデータSIMです。



スマホ料金を安くするうえでの注意
一定の条件のもとで乗り換えを行っているので、ここに当てはまらない場合は通信制限と戦う不便な生活になるか、あまり安くならない可能性があるので注意してください。
- 通信量が多い。動画サービスやyoutubeをこよなく愛す
- 音声通話時間が長い。(LINE通話 IP Phoneなどは除く)
- 2年ごとに機種変したい
- 今のスマホを契約して日が浅い
- 自分で調べて設定できない
以上のかたは、十分に比較したうえで検討したほうがいいと思います。ちなみにうちの場合は、
- 通信量は以下を含め家族全員で17~18Gbほど
- 通話はLINEが多い、または5分以内の通話が多い
- 動画サイトはあまり見ない
- 任天堂SWITCHは接続しているがONLINE対戦などはやっていない(調べてみるとそんなに通信量は多くないようなのでやっても大丈夫かも?)
- PCは休日は結構使用しwebブラウジングを行っている
- チャレンジタッチで通信している
- スマホはかなり使う
- 過去に使っていたスマホを保管していた
- ALEXAとGoogleHome使用 たまにOnlineで音楽を聴いている
このような状況で安く運用することに成功しました。
ここから実際の方法に入ります。
スマホ料金を安くする方法
1 格安SIMあるいはサブブランドキャリアへ乗り換える
格安SIMのMVNOは各社ありますが、通信速度とトレードオフとなる可能性がありますが、webメインであれば一番安く運用することが可能だと思います。僕がIIJとDMMモバイルを使用していた時は、だいたい3~5Mbpsほど出ていましたが、時間帯と季節での変動が大きく、最終的に数週間100kbpsくらいになり、耐えられなくなってやめました。ただ、知人でIIJを使用している人はそんなに遅くなったことはないと言っていたので、地域により変動が大きいのかもしれません。有名どころのMVNOでは「楽天モバイル」「LINEモバイル」などがあります。
サブブランドキャリアは他の格安SIMに比較して金額はやや上がりますが、回線速度はほぼ親キャリアと遜色ありません。 ブランドはAU系の「UQモバイル」とSoftbank系の「ワイモバイル」があります。今回僕が「ワイモバイル」を選択したのは次に書く「家の回線を統合する」のに都合がよかったからです。通信量の翌月繰越は「UQモバイル」のみあり、「ワイモバイル」は無し。通信量のシェアは「ワイモバイル」のみあり、「UQモバイル」は無しで一長一短の状況でした。
実際に契約したプランは?
1回線目 スマホプランL 4980円 ワンキュッパ割含む
2回線目 スマホプランS 1980円 ワンキュッパ割含む
3回線目 家の回線用データSIM 0円
4~5回線目 データSIM 予備 0円(今後子供のスマホに使用予定)
3~5回線はスマホプランに無料でつけられるシェアプランのデータSIMでこれが家の回線を統合するキモでした。
2 家の回線を統合する
いままでは固定回線を使用していましたが4000円ほどの固定費を削減するため、SIMフリーポケットwifiを使用して自宅回線をワイモバイルで賄う作戦です。ポケットWifiのプランがワイモバイルでもありますが、それを使用するとなるとあまり削減にはなりません。 家の回線にワイモバイルを選んだのは通信量のシェアができること、またプランにより無料でデータ専用SIMをつけることが可能だったことです。実際にやるにあたり、先駆者がいないか調べても全く情報がありませんでした。ワイモバイルのショップでSIMフリーポケットWifiで使用できるが聞いても、自社のもの以外はわからないとの回答であり、ここが一番不安だったところでしたが、問題なく使用でき、節約の効果が大きかったところです。
使用したポケットWifi
当時、評価が高かったNECのSIMフリーポケットWifi Aterm MR05LNをネットで購入しました。デュアルSIM対応でクレードルに有線LANポートもあります。
3 子供の回線はIP-Phoneで


Fusion IP-Phone SMARTを使用。特に問題なく使用できていますが時により通話中の声の反響がある場合も。料金は月100円未満。もちろんLINEもOKです。 SIMロックの縛りのせいでDMMのデータプランを使用していましたが、やっとDOCOMOで過去に使用していたSO-04FがSIMロック解除可能となったため、ワイモバイルデータSIMを使用して、統合できました。ちなみにアプリやwebブラウザはロックをかけて使用できなくしています。
格安SIMに変更する場合の注意点
契約から1年間はワンキュッパ割で1000円の割引がされています。2年目からは1000円×2台で2000円UPとなります。また、初期設定を自分で行う必要がある。最新の端末がない。端末の割引が少ないため、スマホ本体を手に入れる際にまとまった金額がかかる場合があるなど、多くはないですがデメリットもあります。*割賦で支払いできるものもあります。
そのほかSIMフリー端末、端末の「SIMロック解除」が必要、または一定のキャリアの端末しか使用できないことが多いため、持っているスマホのキャリアに縛られる場合があります。また、ワイモバイルでは通信量の繰越がないなど細かい違いがあります。
メリットとしては料金が安くなるのは第一として、おまけみたいなものですがYAHOO!プレミアムが無料となること、読み放題プレミアムbyブック放題という電子書籍サービスが無料で使えることなどがあります。自分に合ったプランが見つけられればメリットは大きいと思います。現在のスマホ料金が高いと感じている場合は一度料金を調べてみてはいかがでしょうか。
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